2018-06-27

僕は女の子じゃない

makoさんから投稿頂いた「僕は女の子じゃない」。
僕の名前は山下真実。真実と書いて「まこと」って読む。20歳大学2年。

小さいころから女の子に間違えられることが多かった僕にとって、この名前はなんともややこしい名前。小さいころからニックネームはずっと「まこ」 もしくは「まこちゃん」。
第二次性徴らしきものの記憶はなく声変わりの覚えもない。162cm、43kg、周りからは女の子みたいな男の子というより女の子と見られていたと思う。この見た目と名前は僕にとって大きなコンプレックスだった。

小学生時代は僕以外にも女の子みたいと言われる男の子もけっこういたし、まったく気にすることもなくごくごく普通にすごしてた。スポーツも嫌いではなくかえって同級生の中では走るのも早いほうだった。楽しい思い出もたくさんある。
中学生時代も最初は楽しかった。周りの友だちは急に身長が伸び始め男の子らしくなっていき僕だけがそのまま取り残されてしまった。得意だったスポーツも体格差、体力差が顕著になり、どんなにがんばっても敵わなくなってしまった。膨らみ始めた僕のコンプレックスが決定的なものになってしまったのは修学旅行のお風呂。よくある話なんだろうけど僕にとってはよい思い出ではない。
幼児体形が抜けきらない僕はタオルで完全ガードして身体を洗うのもそこそこに湯船に避難。こうすれば見られることはない。友だちはみんな男らしい体格になっていて黒々とした毛と立派なものも持っていることにかなり気遅れてしてしまった。目立たないようにお風呂場から離れるタイミングを探していた僕に、「あれ、まこって湯船で首だけ出してるとマジ女子がお風呂入ってるみたいじゃん 」
その言葉でみんなが僕に注目してしまい、嫌な展開になるのは避けられない。そのころって、生えてるのか生えてないのか、剥けてるのか剥けてないのか、大きいのか小さいのか、という3つの視点しかない。僕のはというと小学生のころからあんまり変化していない。かろうじて少し毛はあったものの、剥けている剥けていない、大きい小さい、ということを語るようなものではない。さらに悪いことにかろうじてあった毛さえも、お湯に濡れてしまいほぼないようにしか見えない。
「まこのはまだ小学生だな」、「勃っても剥けないんじゃないの」、「真っ白」、「よく見ると毛はあるじゃん」見たまんまを無邪気に口にするけど、僕にとってはとてつもなく辛辣な言葉に聞こえた。
なんとなく予想はしていたものの、みんなとの大きな違いを実際に思い知ってしまった僕のコンプレックスは一層強いものになってしまった。女の子に見えること、幼く見えること、男らしさの象徴が友だちと比べてまったく勝ち目がないこと、この3つのコンプレックスは中学生のときから。とくに女の子に見えるということには年々嫌だと思う気持ちが強くなった。
高校に入っても僕には目立った変化はなく、僕以外がさらに男らしくなっていくことでその差は広がるばかり。学校に行くときは「僕は男です」と制服が代弁してくれてたけど、私服のときは男子として見られることはなく「みんな女だと思ってるんだろうな。そう思ってるはず」と気にしながらの外出は正直好きではなかった。女の子からはかわいいとか女の子みたいと言われ、気軽におしゃべりしてくれるものの、恋愛対象としては見てもらえず。とうぜん恋愛体験もなく恋愛感情らしきものすら感じることがないまま高校を卒業。
地方都市で育った僕は大学入学のために上京した。新しい環境で新しい友だちができることが楽しみだった。男らしく見えるよう髪をスポーツ刈りにしてみたもののモード系女子にしか見えずかえって目立ってしまったためそれ以来無難に長くもなく短くもない髪に・・・・。 ドライヤーで男子っぽい形にしてから講義に行くということもしてみたが、腰のないねこ毛で学校に着いたころには元に戻ってしまうのでそれもあきらめた。環境が変わっても僕の状況はまったく変わるものではなかった。
大学に入ってから大学2年になるまでの2年間、正確には20歳の誕生日を迎えるまでの間、僕にとって女の子に見えることは相変わらず厄介だったけど、それ以上に厄介だったのが幼く見えること。お酒を飲みに行くときになんとなく友だちから敬遠された。僕は年齢を確認できるものの提示を求められることが多い。いつもはそんなこと聞かれることもない僕の友だちも僕といっしょだと年齢を聞かれるはめになってしまい、お酒を出すのを断られることもあったから。
大学1年の夏、友だち3人と街を歩いていて焼き鳥のいい匂い。入ろうということになったものの僕はあまり気がすすまない。「まこだけお酒を頼まなければ大丈夫」ということになった。まだ明るいのでお客は僕たちだけ。カウンターだけのお店。「これから混むから奥から座ってね」と言われ友だち3人が奥から座り僕は彼らに続いて4人横並びに座った。「生ビール3つとウーロン茶ひとつ」って注文したので年齢を聞かれることもなく、僕の前には当然のようにウーロン茶が置かれる。
気がつくとお店は満席でみんな肩が触れるくらいに詰めて座ってる。ウーロン茶とはいえ飲み物を飲んでいるのでトイレに行きたくなる。あたりまえだけど僕は普段から男子トイレを使ってる。自分の家以外のトイレに行くのは嫌いだ。入っていくと必ず「えっ!?」という反応をされる。立ってしているとジロジロ見られる。それが嫌で僕は混んでいないトイレにさっと入ってそのまま一直線に個室トイレに行き、終わったら手も洗わずに急いでトイレから離れるようにしてる。ジロジロ見られるのを避けるためだけど個室を使うことでさらに誤解を生むこともしばしばあった。
お店のトイレを見るとドアが二つあり男女別。。。。。 これ僕はあまり好きではない。共用のほうが都合がいい。。。。。 そっと立ち上がって目立たないように男子トイレに入って帰ってきたけどみんなお酒を飲んでるし誰も気にしている人はいなかったようだ。安堵。
あれ!? なんか隣の人とカウンターの下で手が触れるなあとは思ったものの、肩が触れるくらい詰めて座ってるし仕方ない・・・・ 横をちらっと見たらサラリーマンのひとが一緒に来た人たちと話ている。気のせい。僕も横の友だちとたわいもない話を続ける。横の人がトイレに立って戻ってきたらカウンターの下でまた手が触れる感じがして「えっ・・・」、、、、 折りたたんだ紙を握らされた。そのままその人たちはお会計を済ませてお店を出て行った。
トイレに行き折りたたんだ紙を開いて見ると「※※※の前で少し待ってみます。もしよければ少しだけお話がしたい。090-****-****」。。。。。。。 「またかよ・・・・・」僕は女の子だと思われて声をかけられることがあるけど当然うれしくもなんともない。気分が落ち込むかムッとする。このときはちょっとムッとしてしまい「僕は男です!ごめんなさい!」 って言ってやりたくなり、盛り上がっている友だちに先に帰ることを告げてひとりお店を出た。
「あのっ! 僕は男ですからっ!」
「でしょ。だよね。」予想してた反応とまったく違う反応に「えっ」・・・・・

「女の子が男子用トイレに入っていくからあれって思ってたんだけど。あとでトイレに行ったら立ってする便器しかないし、もしかしたら男の子!?って思ったらちょっと話してみたくなってさ」
「・・・・・」
「少しだけお話しようよ。もちろん高校生にお酒は進めないから」
「あの・・・僕は大学生です」
「えっ・・・・・」 ここはいつもの反応・・・・・
なんか勢い込んで来たものの予想外の反応・・・・・ まだ時間も早いし、怪しそうにも見えないし、「少しだけなら」って。

生まれて初めて見るBar。もちろん映像や画像では見たことはあったけどホンモノははじめて。ガヤガヤしている居酒屋とは違う世界。
その人は自分の分を注文して「この子にはなにかテキトーにと」言ったところ「お酒は出せません」。。。。 学生証を提示したら学生証の写真と僕を交互に見て。生年月日までは確認しなかったようでokに。
横から僕の学生証をのぞき込んで、「え・・・・?!  あれ??・・・・ 山下真実って・・・・ まみちゃん? 男って言ったじゃん・・・・」見た目と名前でダブルでややこしいことになるのはいつものパターン。
「真実でまことです。まみじゃありません」僕はこの説明はいままで何回したかわからないことや、名前を書くときは敢えて「山下まこと」って平仮名で書くようにしてることを話していたら、テキトーにと頼んでくれたお酒が僕の前に置かれた。きれいな色のかわいいお酒に、僕は「やっぱりこういうのが来るんだ」。。。。その人は可笑しそうに笑ってるし。
その人は春から単身赴任で東京に来てる会社員、早川浩一。35歳くらいかなって思っていたけど40歳って聞いて驚いた。180センチくらいあると思う。おじさんくさくない感じでなんとなくしゃべりやすい感じがした。
僕の学校のことや、見た目と名前から女の子と思われることや、それが嫌で嫌でたまらない話をした。僕はこういう話は友だちにはあまりしたくない。こういうことを人に話すのは初めて。それを全部聞いてくれるし、その人が話してくれる話もおもしろい。たわいもない話のが多いんだけどケッコー楽しくて僕はほとんど飲めない人なのに2杯飲めちゃて3時間以上話しちゃいました。
途中、あれ? そういえば僕のことを男ってわかってるはずなんだけど? ・・・・まさか!・・・ そっち系の人? ・・・ 僕は女の子だと思われて声をかけられた経験はあるものの、男子として見られることはなかったのでいままでそういう世界の人たちに声をかけられることはなかった。もちろんそういう趣味もない。シモ系の話とかは一切なく話も面白いし、考えすぎ、気にすることないなって、時間が過ぎるのを忘れておしゃべり。
けっこう打ち解けて楽しいなって思って話していたらかなり遅い時間になってしまった。帰れない。タクシーですぐ近くだから泊まっていっていいよって言ってくれたけどさすがに泊めてもらうのは抵抗があった。こんな遅くに放って帰るわけにはいかないと言われると断るわけにもいかず、僕は泊まるのではなく始発まで部屋にいさせてもらうことにした。
ソファーに横にならせてもらい毛布を借りたんだけど、その人はソファーの下に座って僕を見て、「さっきは薄暗くてよくわかんなかったけど顔すごいピンクになってるじゃん、腕まで」 「僕お酒ほとんど飲めないので今日はMaxです」
「あ、心配しなくていいからね。僕は普通に女性が好きだから。どっちかっていうとロリコンだけど。。。。 それからまこと君みたいな中性的な男の子にも前から興味があったんだけどほんとうにいるんだね」
「僕はそういう趣味ありません・・・・・ 」
「安心してよ。僕もそういう趣味はないから。ただびっくりしただけ。女の子に見える男の子でしかも中学生かもって、それで話してみたくなっただけ」
「僕的には女の子に見えるとか幼く見えるのって全然うれしくないんですけど・・・・」
「わかってる。僕は自分のベッドに寝させてもらうから。おやすみ」

それからはたまに食事に連れて行ってもらったり泊めてもらうようになったり。僕はその人のことを「浩一さん」、彼は僕のことを「まこ」って呼び、学校の友だちとは違ったすこし年上の友だちができた感じで楽しかった。単身赴任の浩一さんは、帰省しない週末は時間を持て余す。金曜日の晩に部屋飲みに誘ってもらうことが多かった。僕は相変わらず外出が嫌いだったので部屋のなかという周りの視線を気にしないでいられるのは僕にとっても楽しい時間になった。
もちろんシモネタも話すようになる。浩一さんは僕に女の子の恰好させて外歩いたらどんな感じなのか一度モニタリングしたいって悪乗りでよく話す。僕は最初はつまんないジョークって不機嫌に一蹴してたけど、繰り返し言われてたのでそのうちめんどくさくなってきて「はいはい、今度ね。。。。」って軽く受け流せるようになった。
季節も秋になり肌寒くなってきた。浩一さんと友だちになって4ヶ月。あいかわらず月に1度か2度は金曜日の晩に部屋飲みというパターンが続いていた。
「さて今日は寝ようか。ところでさ、明日どこかへ遊びに行かない?」
「どこ?」
「まだ決めてないんだけどさ」
「いいけど・・・・・ (あんまり気乗りしないけど・・・) 」
「まこ、起きて」ソファーで寝ていた僕は起こされる。 
「これ、まこのだよ」 って紙袋を渡される。
「僕の? 」 中を覗くと制服・・・・・・・・ 「なにこれっ・・・・ これちょっと・・・・・ ぜったい嫌だよ・・・・・」
「はいはい、今度ねって言ってたじゃん」
「あれは・・・」

小一時間、「お願いだから」と「無理っ、嫌っ」のやりとり。。。。。
「ほんとに今日だけだよね・・・・・」あまりにあきらめないので僕が根負け。。。。。
「うん。心配ないよ。まこは絶対にばれない。それにおもしろそうじゃん」
「・・・・・・・・・・(嫌だよ・・・・) 」

制服は本物なんだそうです。そういうお店があるんだそうです。そういうのを売りに来る女の子がいてそれを買う人もいるんだそうです。細身の子が売った制服を買ってきたって・・・・・。 袋の中身は、グリーンのスカーフとグリーンのラインの濃紺のセーラー服、黒のローファー、濃紺のハイソックス、白いパンツと白いスリップ。。。
「下着も?・・・・・」
「スリップつけないとお腹とか背中見えちゃうし、ブラジャーは準備できなかったけど・・・・・ 下着は新品だから安心して」
「・・・・・・ (ブラいらないし・・・・ 僕が気にしてるのは新品かどうかじゃないし・・・・) 」
「向こうで着替えてみて」

スカートの止め方とかわかんないし、試行錯誤してなんとか着替え終わって戻ったら、
「・・・・・・すごい。想像以上かも。いいねえ。。。。。。 サイズもピッタリ。コスプレのセーラーだとこの質感は出ないんだよね。髪の毛もちょうどショートヘアの女の子くらいだし。メークなしがリアリティーある。」

「・・・・・・」僕はちょっとというかかなり不機嫌。
「靴も23.5だからまこにぴったりのはず。」

部屋を出て並んで歩いてたんだけど、初めて履くスカートはなんか変な感じだし、小さいパンツは慣れないし、スカートのひらひらが膝にあたるのが変な感じだし、落ち着かないし。
「すごい。絶対にわかんないよ。マジにエンみたいに見えちゃうなーこれって。」
「どこ行くの? 僕長い時間は絶対に嫌だからね!」
「僕とかおかしいよ。僕はダメでしょうやっぱり」
「えっっー!? 」
「あたしとかさ、まことかさ、・・・・・でも僕っていうのもそそるかも、うん、ありかも僕って言って怪しまれる感じないもんな」
「わかったよ・・・ あたしっていうよ・・・・ そのほうが目立たない・・・・ そのかわり早く終わらせてよマジに・・・・」
「中3でもいいけど・・・・ ちょっと幼く見える高1で親戚のおじさんといっしょということにしよう」
「なんでもいいっ! とにかく早く終わらせて・・・・・」
「もしかして興奮してる?」
「するわけないっ。僕は女装趣味なんてないっ」
「僕? あたしだよね。それに女装じゃないよこれなら。いいねえ。」

ばれるということは心配してなかったんだけど・・・・・ 友だちとばったりとか絶対に避けたいし、なによりもこれって僕にとって結構嫌。
僕はまったくノリ気ではなく、とにかくちょっと外出すれば満足するだろうって思ってた。

朝なのでまだ人もそんなにいないし、 コート着てるから上は安心だけどスカートだけは、気になって気になって仕方なかった。
「なんか駅に向かってるみたいだけど・・・・ まさか電車とかないよね・・・・」
「乗るよ 」
「嫌だって。僕無理だから」
「あたしだよね? 僕じゃないでしょ。真剣にやってくれないとここに置いて行っちゃうよ。そしたらまこその格好でひとり。部屋の鍵は僕が持ってるから着替えられないよ」
「・・・・・・ (げっ・・・・) 」

電車に乗ると、さすがに人も多いし人が近くにいるし、なんかドキドキしてくる。変な風に思われてないかとか、万が一ばれたら、めっちゃ恥ずかしいとか、、、、、、、 当然無口になる。
「まこ、降りるよ」
「うん」
ええーっここかよと思いながらも降りるしかないし、、、、、 身体に汗が出てきて、うっすら額にも汗が・・・・
「僕は離れてついて行くから、独りで歩いてね。少し暑いかなコートは僕が持ってあげる」
「え・・・・・・ いいよ暑くないよ・・・」
「ほら~。暑いよね。脱いで」

コートを取り上げられ、セーラー服姿で竹下通りを独りで歩かされる。。。。。。。 女子中学生なのか女子高生なのかたくさんいるし・・・・ ばれることは心配していなかった僕も、万が一ばれて変態扱いされるのを一瞬想像してまったら焦ってきて、、、、目立たないように歩く。。。。 ショップのガラスとかに自分の姿が映ると真剣に見てかなりナーバスに。。。。。 口の中乾いてくるし何か飲まないと思うけど・・・・ 僕の財布はコートのポッケだし・・・・ セーラー服って財布入れるところないんだよ・・・
独りで歩くのはどーしてもダメで、
「あの・・・・ 財布・・・ なにか飲みたい」
「まこ喉乾いたのか? じゃ何か飲むか?」 って大きな声で言うから、僕は焦って
「ちょっっ! 声が大きいって・・・」
「そうかー、ちょっと暑いもんな。まこはなに飲む?」
「なんでもいいけど冷たいの・・・・」

お店に入って、僕はぐったり、、、、、、ため息つきながらドスンって椅子に座ったら、
「まこ、女の子なんだからそんな座りかたしちゃダメだろ。脚とか閉じないとね。」
「えっ・・・・ 帰るっまじ帰るっ」
「女の子らしい仕草とかしないとね。ばれたら恥ずかしいのはまこだと思うけどな。」
「・・・・・・ (それ絶対嫌だ) 」

オーダーとりにお店の人がくる。。。。
「ホットコーヒーね。まこは? 」
「あたし・・・アイスコーヒー・・・・」
「何か食べなくていいのか? 」
「お腹空いてないから・・・・」
お店のひとが行ってしまったら
「まこ、やればできるじゃん」
「・・・・・・・・・」

もうお昼近い、当然トイレにも行きたくなる。。。。。。 かなり行きたい。これは僕の中ではまったく想定してなかった。。。。 かなり困ってもじもじしてたら・・・・
「まこ、トイレ? 」
「うん・・・・」
「行っておいで(嬉々) 」
「だってさ・・・・」
「まこ、トイレで男だってばれたらどうなる? それはさすがに犯罪になっちゃう。だからもっと女の子らしくしなさい」
「・・・・・うん (この格好で男子トイレに入るのは無理・・・) 」

観念して席を立つ。トイレに入ったら誰もいない。大きくため息をついてから個室トイレに入ったのはいいけど・・・・・ わかんない! スカート履いて立ってするわけにもいかず、かといって座ってするにもスカートが邪魔でどうやって座ればいいのか・・・・・・・(汗)
スカートを全部捲し上げてパンツを下そうとしたら、スカートが元に戻っちゃうし・・・・ 仕方ないのでパンツを膝まで下ろしてから再度スカートを捲し上げてスカートをお腹の前に抱えて座ってやっとできた。。。。。。 女子のトイレってめんどいんだな・・・・・

そっと扉を開けたら女性がふたり立ってた! 顔がこわばるんだけど・・・・ そのまま洗面で手を洗って席に。もう僕はぐったり。そして超不機嫌!
いやだと抵抗していたものの、なんだかんだ丸め込まれ、こういう外出をちょくちょくするようになる。いったん外出してしまったら女の子らしくするしかなく、、、、、 幸いにもなのか僕はヒゲとか体毛がないので着替え以外とくに準備が必要ないので突然にということも多々あった。外出のたびに洋服を買ってくれるので僕の女の子の洋服もだいぶ増えてきた。お店の人も疑いもなく 「これなんかお似合いですよ」 っていっしょになって洋服選んでくれるし・・・・・ 不思議と抵抗感が薄くなり、「あたし」 とか女の子言葉も抵抗なく出るようになり、スカートの裾が乱れるのとかも気になるように。
「まこ、最近ますます女の子っぽい仕草するようになったよね」
「いやだー、どんなとこ? 」
「全部なんだけどさ。とくに恥ずかしそうに顔がピンクになるところとか、笑うときに手で口とかおさえるとことか、脚はぜったいに開かなくなったよね。いいねえ! 」
「・・・・・・(赤面) 」
「それ!  顔がピンクになる! それいいよ! 」
「クリスマスはいいところ連れて行ってあげるよ」
「えっ! ほんとっ!?」

もうかれこれ6ヶ月経った。この6ヶ月間で僕はすごく変わった。とくに気持ち的に。
1つめ。
外出が嫌でなくなった。僕は中学生に入ったころからずっと外出するのが好きじゃなかった。女の子だって思われてると思うのがすごく嫌。だから人に見られるのが嫌だった。女の子の格好して外出するようになって、最初は嫌で嫌で仕方なかったけど、あれ? こっちのほうが楽ってことに気づいた。女の子って思われてるんじゃないのかって気にすることがすごい負担だったんだって、、、

女の子に見えるのに男の子ですって抵抗するより、女の子に見えるのなら僕は女の子ですって思ってしまえば、なにも心配する必要なんてないんじゃんって。そう思ったら外出を嫌がる理由なんてなくなっちゃった。なにも気にすることなく気軽に外出するようになったのは小学校以来。気分が楽だ。そのとき着たいものを着て出かけるようになった。とくに女の子の恰好だけするんじゃなくて自然体(^^)v すごく楽になった。
2つめ。
おしゃれするようになった。今までは見られるのが嫌だったので、なるべく目立たない服を無意識に選んでた。とーぜんおしゃれなんて少しも気にしなかったし気にしようとも思わなかった。見られるのが嫌でなくなったら服選びにも興味が出てきて楽しいって思うようになった。ジーンズと目立たない無難なものしか持ってなかったけど、ユニセックス的な洋服とか女の子の洋服を買うのが楽しくなった。もちろん学校に行くときは前の感じかユニセックス的な服装だけど。髪も伸びてきたけど切りたくないので後ろで縛ってた。これならおかしくない。

3つめ。
女の子から恋愛対象なんて思ってもらってなかったろうし、そう思ってたから自分から積極的になる気持ちなんてなかった。とーぜん恋愛体験なんてなかった。説明が難しいんだけど、誰かのことを考える気持ちって初めてでなんかうれしい。こんな洋服着たら浩一さん喜んでくれるかなとか、髪は伸ばしたほうが喜んでくれるかなとかって。
同性を好きになったということについて戸惑いはなかった。自分は同性が好きという感覚も嗜好もないのは自分でわかっていたから。浩一さんを好きになっただけ。彼が女性であっても好きになっていたと思う。僕が一方的に好きなだけで彼は男の僕を好きになるわけがないのはわかっているけど、誰かを想うという気持ちが新鮮。

4つめ。
オナニーをするようになった。もちろんそれまでもしたことはあるけど、、、、したいと思ってしたことはあんまりなかった。パンツを汚さないためにしてただけ。朝起きたときにおねしょしたときのようにパンツが濡れているのが嫌でそうならないためにそろそろ出しとかないとまずいかもってときにしてただけ。エッチなことを想像してしてたわけじゃなくて指で刺激して出していただけだけ。あれはオナニーじゃないと僕は思ってる。
ずっと男の子って見られたいって思っていた僕には、自分のあそこは大きなコンプレックスだった。だからあんまり見たくないというのも正直あった。中学生時代から変わらず根元にほんの少し薄いヘアがあるだけですごく小さい、指でめくらなければ Max になっても剥けることはない。でも好きな人に愛されることを想像しながらするようになった。これはオナニーって僕は思った。

この4つは、僕にとってすごく大きな変化。自分でも気持ちや表情が明るくなったって思う。
そういえばクリスマスどこかに連れて行ってくれるって言ってた・・・・・・ どんな服着で行ったら喜んでくれるかななんて思いながら服を買いにいくのもウキウキする。
そんなに高いものは買えないので、高くなさそうなお店に入って悩んでたら、お店の人が、「どんな感じの探してるのかな? 」 って声をかけてきてくれたので「あたし幼く見えるから少し背伸びしたいなって・・・」
「クリスマス? 」
「はい♪」

「これかなっ! これなら体形的にもお奨め(^^)v 予算的にもやさしいし。ちょっと違う感じになるよ。試着してみようよ。」
「はい」

「ピッタリ(^^)v 細身の子には鉄板だねやっぱこれ。これだけだとシンプルだから、ちょっとアクセサリーでパンチ効かせてね。グロス入りのリップくらいつけたほうがいいよ。持ってるでしょ? 」
「持ってないです。。。。。 (そんなのよく知らないし・・・) 」
「そっかー。うちにもいくつかあるから見てあげるね」
淡い色のついたリップも買っちゃった。クリスマスが楽しみ。

クリスマス、正確にはクリスマスの直前の金曜日の夕方。
指定されたレストラン。

「ごめんね。おまたせ~。」
「まこ・・・・・! いいねえ! 自分で選んだの? 」
「うん。正確にはお店の人が見立てくれたんだけど。。。。 似合う? 」
僕が着て行ったのは、ライトグレーのタイトスウェットワンビース。ピッタリとした細身のスウェットシャツの丈がそのまま膝上まであるやつ。

「いいねえ! ミニは初めてじゃん。気にならない? 」
「大丈夫よ。下がすぼまってるから(^^)v 」
「脚組んでみてよ」
「そんなにガン見しないでよ(^^;; 」

喜んでくれた。
食事のあとに連れて行ってもらったのは、よ〇うりランドのイルミネーション。すごくきれいで僕はテンションあがってしまって混んでいてたくさん人がいたにもかかわらずかなりはしゃいでしまった。
途中でトイレに行かせてもらって、鏡の前でグロス入りのリップをつけてみたのに。。。。。
「ねえ! そろそろ気づいてよ! あたしなにか変わってない? 」
「うん? あ! ・・・・・ メイクしたの? さっきトイレ? ・・・・いいねえ! 」
「おそいっ! 気づくの 」
「補導されるぞw」
「ひっどい・・・・ リップだけだもん」
「口だけなの!?他もしてるのかと思った。。。。 白いからそれだけですごく変わるんだな。。。。。 いいねえ」

喜んでくれた。
彼の部屋に帰って、ペタンって座ったら
「まこさあ、女の子座りするようになったじゃん。痛くないの? 」
「え? 痛くないよ。前から普通にできるよこれ。 」
「いいねえ。。。。。 あのさ。。。セーラー服に着替えてきてよ今。今日メークしてるし。」
「いいけど。。。。 でもメークっていってもリップだけなんだけど。。。。。 (せっかく喜んでもらおうと思ってこれ着てきたのに・・・・・) 」

「お待たせ。 えっ! ちょっと! どうしたの? 」 僕の手を引いてベッドに連れて行かれて押し倒された。いつもと雰囲気が違う。
「いいねえ。。。 スカートの裾が乱れるのを気にするし、脚も開かないようにするんだ。。。。」 僕のおなかの上にまたがって両手首をつかんで大の字にさせて上から僕を見てる。

「・・・・どうしたの? (少し怖いよ・・・・) 」
「まこ・・・・・ いままこは、まこ? それとも、まこと? 」
「・・・まこだよ・・・・」
少しがくがく震えてしまった。

「確かに・・・・まこだ」
僕は浩一さんに身体を触られることはいままでなかった。だからびっくりして固まった。
「まこはいま女の子だ。僕は女の子のまこに興奮してる・・・・・ 女子高生みたい」
チュって軽くキスされて、そのまま耳、首にキスされてると、耳はキーンって音がしてきて身体はガタガタ震える。

「痛い・・・・」
「あれ? 乳首にしこりができてる・・・」
「強くつままないで、、、、 痛いのそのコリコリ 」
「わかった。軽く刺激するよ」

乳首をしばらく指先で軽くさすられてたらなんか乳首がぎゅっとなる瞬間があってくすぐったい感じが増して、あれっと思うんだけど数秒で普通に戻る。そうすると指を乳首から乳首の周りに移動させてしばらくしてまた乳首をカサカサさするように刺激。
乳首がぎゅっとなってる時間がだんだん長くなってきて、乳首がすごく痒くなってきて我慢できなくて乳首をぼりぼり掻いたら 「痒いのは我慢だよ。乳首勃つようになってきたね。すぐしぼんじゃうけど」、瞬間的に身をよじりたくなるような変な感覚が乳首に走るときがある。
乳首の周りにキスされ始めたら、感じてしまって身をよじったり足を動かしたりして我慢。乳首に直接キスされたらお腹のなかがツンって感じがして声を出しそうに。慌てて手を口のところに持ってきて我慢していたのにその手をつかまれて口からはなされた。
我慢してたけど 「ん。。 ん。。」 って喉から出るような声が出てしまう。僕の腿にはなんか固いものがあたってる。。。。 乳首にキスしながらスカートを少しまくり上げようとするから脚をくねくねさせて少し抵抗したら、「いいねえ・・・・」。。。 僕の腿を手でさすりながら乳首を舌で刺激し続ける。性的な行為は生まれて初めての僕はどうしていいかわからず。。。。 耳が熱くなるのだけはわかる。
スカートを外されて、お腹をさすっていた手がパンツにかかる・・・ 「いや・・・・」 って小さく言ったけど、膝まで下ろされて僕のコンプレックスのあるあそこを直に触られる。
「まこのは剥いても痛くない? 」
「剥かないで・・・ 」
乳首の刺激で身体は興奮してるので 既に僕のは Max。指で刺激され気持ちいいのがすぐに高まってくる。
「いきそうになったら、いくって言うんだよ 」
うんって言うのは恥ずかしいので、、、、 うなづいた。
「達しそう。。。。 ごめんなさいっ 達しちゃう! 」 トロリって出ちゃった・・・・・
続けて乳首にキスして刺激しながら 「次はちゃんと出させてあげるから」

「ちゃんと出したよいま。もう出ない・・・・」
「そんなことないだろ。少ししか出てないし透明だよ 」
「2回目はほんの少しか出ないし、、、、 血が出るときあるから。。。」
「目をつむっててごらん」

すこし長めに乳首の周りにキスされて、舌先で乳首を刺激されたらお腹のなかがキューってなってきて、「達しそう・・・・」 って思わず言ったら、刺激してくれてる手に少し力が入る。トロリって出ちゃった。
「いつもこんな感じ? それとも感じなかった? 透明のが出たけど・・・・」
「すごく感じたよ。。。。ほんとだよ」
「顔がすごくピンクになってる。感じてくれたんだね」
恥ずかしさもあるんだけど、すごく満たされた気持ちになったのもほんとう。

浩一さんの固いものがコツンコツンって僕にあたってたので、大きくなってるのはわかってて、僕もなにかしてあげたいってすごく思うんだけど、、、 経験のない僕はなにをしてあげればいいのかわからない。
でも 「あたしもしてあげたい・・・・」 って思わず言ってしまった。僕ばかりしてもらって申し訳ないという気持ちではなく自分もなにかしてあげたいって思う気持ちのほう。なにかしてあげたいなにかしなくちゃって思って、浩一さんのベルトを外してトランクスを下して、僕はびっくりしてしまって思わず 「すごいっ・・・・」。勃起しているものをリアルで見るのは初めて。僕のものより何倍も大きいので驚いてしまって手が止まってしまった。
「こんなに大きいものなの?・・・ すごく怒ってる感じがする・・・・」
「まこが怒らせたんだよ」
僕にできることは手でしてあげることしかなく、触ってみたらすごく固いし大きい! 両手でゆっくりさすってたら、「セーラー服の上だけ着たまこが手でしてるのはかなり興奮する。。。。いいねえ」

しばらく両手で動かしてたら 「そろそろ。。。。。 少し早く動かして」。さらにすごく固くなったと思ったら、すごい勢いで精液が噴き出してきた。
「まこのぎこちない手つきに興奮しちゃったよ」
「・・・・・・・・・・・・」
「どうした? 」
「すごく濃い。。。ドロドロしてる。すんごくたくさん出るし・・・・、大きいし・・・・ あたしのと全然違う・・・・ 」
「ええとね僕のは普通サイズ(^^; 量も普通だよ。まこのはなんか不思議なんだけど、、、、すごく興奮する」
「うれしい・・・・」

浩一さんが僕にこういうことをしてくれるとは思ってなかったかし、すごくびっくりしたけどけ素直にうれしかった。なによりも僕で興奮してくれたのがすごくうれしかった。
聞きにくかったけど聞いてみた。
返ってきた答は、男性経験はなかったけど女の子みたいな男の子に興味は持っていた。焼き鳥屋さんでたまたま隣にいた女の子が男子トイレに入ったのでまさかと思いどうしても話をしてみたくなって声をかけた。最初は単に好奇心で話していたけど不思議な魅力を感じ始めた。いたずら心から女の子の格好をさせてみたいと思うようになった。僕が想像以上に女の子っぽくなっていくうちに変な衝動を瞬間的に覚えるときがあったけど、男の子としてすればいいのか女の子としてすればいいのかって混乱してしまい躊躇してた。いまは僕のことを女の子と思ってしまっている。
「短い間で想像してた以上にまこのこと開発できたってことなんだよな・・・・」
「いっやらしい・・・ 開発とかって言わないでよ・・・・ あたしそんなんじゃないもん」
その日を境に、そういう行為もするようになった。その反面、僕は彼の大きく勃起したもの、勢いよく噴き出してくる精液の量、すごい濃そうな色と臭いに圧倒されて、もともと強く持っていた自分のものへのコンプレックスがさらに強くなってしまった。年齢が上ということだけでなく、その強いコンプレックスもあり、僕は浩一さんに対して気持ち的に従順になっちゃった。
僕は直接的な刺激よりも間接的な刺激に弱いみたい。肌と肌を密着させるということに興奮する。耳や首にキスされながら、背中、お尻、脚、お腹ってさすられると性的に興奮してしまう。そのまま乳首を舌で刺激されながら、指で性器を刺激されるとすぐに達してしまう。僕のはピストンさせるほど大きくないのと、剥いて直接触るとひりひりする。彼は皮の上から親指と人差し指と中指でつまんで小刻みに刺激してくれる。
「まこがいきそうになってくるときって、わかるよ」
「言わなくていい・・・・(ーー) 」

「身体をさすると感じてきて、我慢汁がじわじわ流れだしてきてだんだん量が多くなると60%くらいかな、顔がすっごいピンク色になってきて身体もすこしピンク色になってきたら80%越えてる、僕にしがみつきだしたら90%越え・・・・(^^)v 」
「言わなくていいって言ってるのに・・・・いじわる・・・ 」
「最後は、腰を引きながらトロリって薄くてかわいらしい量を出してくれる。出したあとなのにしばらく僕にしがみついて感じてる。違う? 」

「・・・・(ーー)」
「まこのエッチは興奮する。身体をさすったときの手触りがすべすべでしっとりしているし、我慢汁がちょっとずつずっと出てるのもいいよな。最後に出すのよりも量多いかもね」
僕はベッドでしてもらうけど、僕が彼にしてあげるときはリビングに移動する。僕のは薄いのが少し出るだけだからシーツを汚すことはないけど、彼のはすごく濃いのが大量に噴き出すのでシーツを汚してしまう。
彼がソファに座ったらソファのまえにペタンって女の子座りして、両手で彼のをピストンしてあげるのがいつものパターン。僕は手も小さいし腕力も弱いので両手で一生懸命してあげる。彼の大きなものがさらに僕の手の中でぐぐぐって大きくなってくると大量に噴き出してきて下に座ってる僕の首とか胸に暖かいものがたくさん飛んでくる。

「そのままだよ。拭いちゃだめだよ。手も放しちゃだめだよ」大量に噴き出してきた精液が僕の首や胸に飛んできてそれがゆっくりお腹のほうに流れていくのを見るのが好きだって。
「大きくなってきたからまた動かすね」2回目は1回目ほど飛ばないので出そうになってきたら片手でしてあげて、精液でソフーを汚さないように手の平の上に出してもらうようにしてる。
僕は性の体験は彼が初めてだし、彼も男性経験はないので、これ以上のことはしないけど、僕は満たされた気持ちになれる。
彼が僕に興奮してしてくれることで喜んでくれるのももちろんうれしいけど、僕が彼にしてあげて喜んでくれるのがもっとうれしい。
2015年は僕にとって大きな変化のあった年だった。
明けて2016年お正月。
僕はほんの少しだけ帰省して東京に戻った。少し残っていた後期試験を終わらせてから春までは長いお休み。

外出を気にしなくなった僕はアルバイトをしてみたいと思っていた。とくにこれがやってみたいというものはなく、とりあえずなにかやってみようという感じ。
と、ここでまた悩ましい現実に引き戻されてしまう。。。。僕の外見、、、、、女の子に見えること、幼く見えることは変わったわけではない。面接のときに面倒くさくなるのは容易に想像できる。学生証を提示すれば19歳であることは証明できるけど、男子であることを証明するのが面倒くさい。そもそもこの類のことが嫌で外出が嫌だったのに。。。。。
仕事中とは思ったけど浩一さんに電話をかけて相談してみた。 「いまはダイバーシティに取り組んでいる企業さんも多いし、大きなところならまこが嫌がるようなことはあんまり聞いてこないと思うよ。というか聞けないはずだし。ありのままでいいんだよ。ごまかそうとかって考えちゃだめだよ。それはルール違反だからね。わかるよね? 」僕にセーラー服を着させた人の言葉とは思えないわーって言おうかと思ったけどお仕事中の真面目モードだしやめときました (^^;
彼のアドバイスから大きなところって考えて、僕が選んだのは某ファミレス。制服もズボンで男女で制服の違いがないのは面倒くさくなくてよさそうというのとたまたま募集していたからという理由だけ。お店に電話して面接に行くことに。
学生証を見せたので年齢について聞かれることはなく、男? 女? の質問は一切してこないけど、明らかに 「うーん??」 と思ってるのは僕にもわかる。「それでは来週から来てください」と事務的にではあるけど言ってもらえた。最後の最後に「髪の毛はそのままで結構です。それで、あの、、、たいへん言いずらいのですが、トイレは女性用を使っていただくということでお願いできますか? 」
ネットショッピングで頼んでいたものが届いた。ブラ。
つけたいとかつけてみたいからという気持ちはとーぜんない。男なのでそもそも胸もないし。乳首の中のコリコリしたしこりがどこかに当たったり、自分の腕や手に当たったときに涙が出るほどちょー痛い。そのせいなのか乳首がシャツにあたるとチクチクむずむずして無性に掻きむしりたくなる。それが治まるまでのプロテクター代わりというのがひとつ。
そのしこりのせいで、服によっては乳首が 「ハの字」 にプクリって浮いて見えちゃうのを隠すためっていうのがもうひとつ。気はすすまないけどしこりが治まるまではしかたない。
ノンワイヤー、ノンホック、ノンパッド、アンダーバンドが伸びるので被って着るようにつけるサポーターみたいなやつ。思春期の初めてのブラとして使われるやつみたい。さすがにこれはお店に買いに行けない(^^; 最初は違和感があったけど慣れてしまえば意外に気にならない。しっかりプロテクターとして機能してくれた。
彼の「いいねえ」は言うまでもなく。。。。 毎回、服の上から背中をさすってつけてるのを確認して喜んでるし、、、(ーー) 僕のことをブラとパンツ姿にして、「上下白っていいねえ。思春期の女の子みたいな眺め。まこってくびれあるしへそが上のほうにある。いいねえ。。。。」 そのために買ったんじゃないけど、喜んでくれるのならまあうれしい。
大学がお休みの 1 月中旬から 2 ヶ月半の間、僕はバイトも含めて 「僕」 ではなく 「あたし」 として過ごした。学校に行かないので 「僕」 と 「あたし」 を切り替える必要がないのは楽だった。バイト先でもやはりニックネームはまこちゃん。シフト制なのでとくに全員の前で紹介されるわけでもなく、そのまま先輩に教わりながらオーダーをとったりサーブしたりって始まっていったから、僕はそのまま自然体でバイトしてた。けっこう大変なんだけど楽しかった。
4 月に入って 2 年生の前期がはじまり、学校に行くときは 「僕」 モードに。
4 月中旬、僕の仲の良い友だちから飲みに行こうというお誘い。講義のあとに、僕を含めた男子 4 人と女子 2 人いつもの 6 人で居酒屋に。誰かが予約してくれていたみたいで 6 名の個室に。僕は年齢確認をされたくないのでいつものとおりウーロン茶。いつものとおりのたわいもない話で盛り上がる。
「あのさ、まこ・・・・」 ってひとりが切り出した途端にみんなシーンってなっちゃって、、、、、、
「なに?? 」
「あのさ」 って言い出した男子は黙ってしまい、、、 彼に代わって女子が話し出した。
「あたしたち少しもびっくりしてない。だから安心して。。。。 まこのこと応援する。 」
「えっ・・・・・・(絶句) 」セーラー服姿か女の子の格好をして浩一さんと歩いてるのをとうとうどこかで見られちゃったのか、それとも女の子の格好で街を歩いてるところを見られたのかと思い僕はかなり動揺してしまった。

「去年の秋くらいから、まこって女の子っぽくなった。見た目はもともと女の子なんだけど、仕草というか雰囲気っていうか」
「よく笑うようになったし、明るくなったよな」
「4 月に久しぶりに会ったら、もっと女の子の空気感だしててすごくかわいくなった」
「あたしたちぜんぜん受け入れられるまこのこと」

僕は彼らの予想外の言葉に唖然としてしまった。。。。。。 そして彼らがなにを言おうとしてるのかわかる。
「ありがとう。でもそれ違うよ。勘違いだよ」
僕は、女の子になりたいという感情はないこと、自分の心と身体に違和感を持っているわけではないことを説明した。そして女の子に見られることに強いストレスを感じていたこと。女の子にしか見えないのに男ですって抵抗するより、見たとおり女の子ですっていう気持ちでいたほうが楽って思うようになったこと。だから僕は男でもいいし、女でもいいし、自然体になっただけと説明した。

「まこがファミレスでバイトしてたの見かけちゃったんだけど・・・・・あれって女の子として働いてた? 」 げっ・・・・見られてたのか。。。。
「うん。女の子として働いてた。自然体だから。女の子ですのが周りから違和感ないでしょ? それだけ」
「普段も女の子?」
「意識してない。どんな服装しても女の子に見えるんだからとくに気にする必要ないって、自然体だよ。男の子の格好のときもあるし女の子の格好のときもある」

「スカートもはく?」
「ちょっと! いままこが説明したの聞いてなかったの?? スカートはいたっていいじゃんまこなら似合うし。話聞いてて違和感なければ服装とか仕草とかって別にいいじゃんって思えてきた。てか、あんたとかはいたらダメだからね。違和感というよりも気持ち悪いだけだから」
期せずして、こんな形のある意味カミングアウトをしてしまうことになった。彼らには感謝している。それからは学校でも自然体ですごすことにした。街中同様誰も違和感を感じてない。いままでも僕だけが勝手に違和感を持っていただけなのかもしれない。
好都合だったのは仲の良い女子ふたりが理解してくれたことで、ファッションや髪型ちょっとしたメイクのことを教えてくれるようになったこと。

浩一さんとは楽しく続いている。性行為ってしはじめると敏感になっていくものってわかった。いままでよりもずっと感じるようになったし感じ方も深くなった。最初のころキスだけは男同士ということが頭のどこかにあってお互いにあんまりしなかったけど、いまは僕はキスされるのが大好きになっていた。彼にも満足してほしいって思いから、手でしてあげていたことをお口でしてあげることも嫌ではなくなっていた。
彼が本当によろこんでくれるときって必ず「いいねえ」っていうのが口癖。僕はそれを聞くのがなんともうれしかった。
毎日ではないけどたまには彼と電話も。
「明日どうする? 」
「行きたいんだけど、体調がよくないの」
「どうした? 具合悪いのか? 」
「うん、、、、 ちょっとお腹が痛い。少しだるいだけだから大したことないよ」
「風邪かな? 」
「たぶん、そんな感じ。バイト始めたころからたまになる。疲れてるとなるんだと思う。心配ないよ」
「わかった。今週末は家でゆっくり寝てなよ」
「うん。。。。 ごめんなさい」

身体がだるくて自分の部屋でゴロゴロしてたけど、体調の良くないときってなんかイライラするし心配症というかいろいろなことをネガティブに考えてしまう。僕ってこの先どうしていくんだろうとか、自然体っていっても就職とか結婚とかどうなるんだろう。。。。どうしたいんだろう。。。。からはじまって、そもそも僕ってなにもの。女の子になりたいのか、男の子のままでいいのか。僕って女の子が好きなのそれとも男の子が好きなの。。。。。 わかんない。
もしかしたらみんなが心配してくれたように、僕だけ気づいてないだけで女の子になりたいのかな。。。。。 ネットで検索してみるとある日突然それに気づいたというようなことも書かれていた。診てもらうだけ診てもらおうか。。。。。
検索してみるとそういう専門のクリニックもあることもわかった。感じのよさそうなところでネットで予約できるところに予約してみた。単純なもので予約したということでなぜか気持ちが少し楽になった。
悪かった体調も月曜日にはけろっとよくなって講義に行く。水曜日に予約したクリニックどうしようかな・・・・。おそらく僕は違うと思うけど一度診てもらっておけば安心だから行っておこう。
水曜日予約時間の少し前にクリニックに到着。受付をしたら問診票を渡されてこれを書いて待てと。3枚もある。書いていて僕は違うかなって自分でも思える。看護師さんに呼ばれて個室に入ると問診票に書かれている内容を再度口頭で聞かれる。時間にして15分くらいなのかな。いったん終了してまた待合室で待たされること30分。
診察室に呼ばれる。今度はお医者さんらしき人に説明を受ける。GIDの判定は慎重に行うので時間も回数もかかるという説明。診断のみ、治療、手術、戸籍の改性、どこまで望むのかという確認。僕は診断のみと答える。この説明に15分かかる。
やっと本題に入る。「女の子の身体に違和感を持ち始めたのはいつごろですか?」、、、、、、 「あの、、、僕、男ですけど・・・・(^^; 」 「ん? 山下まみさん?」 ・・・・。 はいはい(^^;
小さいころのこと、小学校時代のこと、中学校時代のこと、高校時代のこと、今のこと、と同じ内容のことを時代別に聞かれるので僕はまじめに答えた。20分くらいで終了。数千円なり。次回は一週間後の予定。
浩一さんにクリニックに行ったことを話す。
「まこは違うような気がするけど」
「うん。でもどうしてそう思う? 」
「もしさ、まこが男らしい見かけだったら、なにか困る? 」
「なにも困らないよ」
「だから、違うんじゃないのかなって」
「確かにっ。来週行ったらやっぱ違うのでやめますって言うわ」
彼に最初に相談すればよかった(^^;

この日は血液検査、尿検査、MRI検査を受けてから問診と言われていたので、検査はせっかくだから受けて、問診のときに僕はやっぱり違うと思うと言うつもり。
MRI検査は人生初、横になっていたら終わっちゃって感じ。検査を終わらせて2時間以上またされて、やっと呼ばれた。
「今日は問診は行いません。検査結果についてお話させてください」
「はい。。。。」
「性分化疾患と診断します」
「?? それって? どういうものですか?? 」
「染色体はXXです。MRI検査で内性器に卵巣と子宮が認められます。性腺は卵巣です。つまり女性です。外性器のみ異なる性です。性腺は卵巣ですので男性としての生殖能力はありません」

「・・・・・・ それって・・・僕は女性なんですか?? 」
「現在はそういう呼び方はしませんが、イメージしやすいように以前の呼び方で言うとすれば女性仮性半陰陽です」
「・・・・・・ (・・・・よくわかんないけど僕って女・・・) 」
貧血のような感覚になる。目の前がモザイクのように白くなっていく。その結果が受け入れられないとか嫌だとかの感情までいかない。ただただ衝撃を受けた。聞いていられなくなり一旦中断してもらい1時間ほど別室で横にならせてもらった。
1時間後、再度説明を受けた。
混乱していた僕が理解したのは、僕は女の子だったということ。男の子ではなかったということ。それだけ。
3日間、部屋でいろいろ考えた。浩一さん、大学の友だちからかかってきた電話や Line には一切応答することはなかった。スマホはそのまま充電切れになって静かになった。
何回も何周もエンドレスで考えていたのは、
僕は中学生のときからずっと女の子に見えることが嫌って思ってた。今は女の子に見えるのならそれでもいいって思っている。でもそれって僕が男だっていう前提でのはなし。もし僕が女の子だったらどうなるの? 女の子に見えるのが嫌? そんなことないよだって女の子だもん。わかんないよ。
女の子に見えるのは確かに嫌だった。でもその裏返しは? 男らしい男の子がよかったの? 女の子が嫌だったの? わかんないよ。
僕は男の子のままでいたいの? 女の子になりたいの? 女の子になっていいの? 見た目は女の子だよ。男の子じゃないよ。どっちが現実的なの? わかんないよ。
わかんないよ・・・・ だっていままで僕は男の子だという前提で考えてたのに、急に僕は女の子だということを前提に考えろだなんて・・・・・。わかんないよ。
でもひとつだけわかったのは、僕は女の子に見えるんじゃなくて女の子だったってこと。。。。。 解がわかってしまえばそういうことだったんだってこと。。。。。。
4日目に僕は帰省した。
両親と姉に話した。父親と姉は平静を装ってくれていたが、母親はかなりのショックを受けていたのは僕にもわかった。
みんなぽつりぽつりと話した。大きな病院で念のためもう一度検査を受けること。男の子か女の子かは僕が選ぶということ。病院へは僕ひとりで行きたいこと。そして必要なときには来てほしいことを頼んだ。それ以外は僕も含めてなにも考えられる状況ではなかった。
2日後、東京に戻るとき玄関先で3つ上の姉が、
「真実、あんたが選んだほう、あたし今ぜんっぜん簡単に受け入れるよ」
「なにその日本語? まだ決めてないよ。まだ僕なにも言ってないだろ」
「だって、女の子選んだっていまと変わんないし、男の子選んだっていまと変わんないじゃん」
姉ちゃんありがとう。。。。

2週間後、大きな病院の専門医にもう一度検査をしてもらった。診断結果はおんなじ。
僕のお腹のなかには未成熟だけど子宮と卵巣がある。外性器のみ男性。性腺は卵巣なので男性としての生殖能力はない。

解明が進んできていて、僕のようなケースは、先天的な副腎皮質の異常による男性ホルモンの分泌過多、または、胎児のときになんらかの理由で一時的に男性ホルモンを大量に浴びることが原因と考えられているらしい。僕の場合は副腎皮質に異常はないことから後者だと考えられるとのこと。
GIDと違い本人が望む性への治療がすぐに可能。
治療は、副腎皮質に異常がないため、本人の選択した性の性ホルモンの投与と外科的な手術。

性の選択は本人の意思を尊重する。
僕の乳首のしこりは乳腺の発達、たまにある腹痛とだるさは不定期にある月経の可能性が高く、第二次性徴のようなものかもしれないとのこと。子宮は尿道につながっていて閉塞していない。少量の経血は血尿として排出されているだろうとのこと。僕のような性分化疾患では第二次性徴がない場合と、かなり遅れてくる場合と、決まったパターンはなく人それぞれだと説明された。
3週間ぶりに浩一さんに会った。金曜日の部屋飲み。
この3週間に起こったことを話した。

「そうか・・・・ 大変だったな・・・ それで連絡が取れなかったのか・・・ まこは落ち着いてきたのか? 」
「うん。。。。 あたし女の子なんだってさ」
「僕はまこって女の子だって思ってる時間のが多くなってたから、、、、、」

「そっか。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 浩一さん、あのね、、、、してほしい」
「うん・・・ まこがおねだりするなんてはじめてじゃん。いいねえ」
「いじわる・・・ そういうこと言うな・・・・」

それまでとてもそんな気持ちになれなかったけど、少し落ち着いてきてたことと彼に抱っこされたいしがみつきたいって気持ちで性的な欲求ではなかった。
彼はいつものとおりにしてくれるけど僕はいつもどおりじゃない。いままでは自分は女の子って思ってたわけじゃないけどいまは女の子って思ってしてもらっている。そこは大きな違い。
乳首が感じるのも、背中やお腹や脚をさすられると性的に興奮するのも、高まってくるとお腹のなかがキューンってなるのも、達するときにお腹のなかがぐぐぐってなってたのも、達したあとも快感が続くのも、僕が女の子だったからなんだって確認しながら、愛してもらった。
浩一さんを刺激すると、びちっという音をさせながらすごい噴き出し方をした。量も多いしすごく濃い。。。。。。 「どうしたの・・・・重いくらい濃いよ・・・」
「久しぶりだからかな・・・・」
「もってしてあげる」
「いいねえ」

8月の後半土曜日10:30am、僕は久しぶりに浩一さんと待ち合わせした。
ひとりでじっくり考える時間を待ちたいからしばらく会わない。気持ちの整理がついたら連絡するから会ってとお願いしてあった。
僕は竹下通りを待ち合わせのお店に向かって歩いてた。浩一さんに初めてセーラー服を着せられた日に行ったお店。もちろん今日はセーラー服ではない。白いノースリーブブラウスにキャメル色のひざ上タイトのスカート。幼く見えないようにこの日のために新調した。
「浩一さん、ひさしぶり♪」
「まこ・・・・・。いいねえ・・・・。」
「なにガン見してるのよ? 」
「すこしだけ大人っぽくなった・・・ すこしだけだけど・・・・」
「すこしだけを強調するな」
「いいねえ。。。。 メイク。。。。」

「ここ覚えてるよね? 」
「うん」
「あたしが最初に浩一さんに意地悪されたお店」
「・・・(^^; ところで連絡してくれたってことは・・・」
「うん」

女の子に見えるし、身体も女の子なら、女の子になったほうがいいって僕のなかではわかっていたけど、決めきれなかったこと。3週間ぶりに会ったときに浩一さんに愛してもらってから治療に入ろうと思ってたこと。あのとき愛してくれたのが背中を押してもらったって思おうとしてたこと。治療はあのあとすぐに開始したけど安定してから会おうと思っていたこと。。。。。 彼にたくさん話した。
「そうか。気になってたんだけど・・・・ まこ、少しだけおっぱい? 」
「うふふ。気づいた? 」
「いいねえ・・・・ 手術はいつくらい? 」
「今年中にする予定だよ 」
「そうか・・・ なんかちょっと複雑だな・・・・ 」
「どうして? これってきっといつかこうなったんだろうし。。。。 浩一さんのせいでこうなったんじゃないし、浩一さんのために女の子になるんじゃないもの、だから安心して」
「うん・・・ 僕のためじゃないってのはちょっと残念かな・・・・」
「でも、責任はとってもらうから」
「え・・・・ 責任って・・・・」
「あたしのバージンもらってね」

妹と温泉で変なスイッチが入った



「どこか遠くに行こう!」免許を取ったばかりの妹がこんな事を言ってきたのは、連休初日の事だった。
妹は19歳の学生でつい先月の夏休みに運転免許を取得した。俺は23歳で社会人1年生、これまでの貯金を頭金に今月ようやく車を購入した。といっても中古の軽だが…5年落ちだがオプションフル装備でETCもついている。

軽なんてって思っていたが、なかなか愛い奴。そんな宝物が心無いモンスターに狙われていた。妹とは普段から仲が良かったが、連休一緒に旅行するなんて事はしたことがない。
「何で突然?」と聞いてみると大学の友人は帰省してしまったし、高校の時の級友たちも各々予定が入っている。そこにきて格好の獲物が目の前に…という事だ。
俺も特に予定は無かったし、一度高速1000円を体験したいと思ってたので賛同することにした。このまま家にいても、「車貸して。」と言われそうなので。俺「んで、何処に行く?」
妹「とりあえず北!」俺「…とりあえず?何か希望があるわけじゃ無いのか?」妹「逃亡する時の定番よ。まだ決めてないけど、早く出発しよう!残り時間が勿体無い!」
俺「なんでお前学生の癖に休日にそんなに貪欲なんだよ…」妹「一緒に出かけたらお兄の休みに合わせなきゃならないでしょ!」俺「何泊する気だ…そんなに金ないぞ(汗)」
妹「とりあえず行きながら考えよう!」俺「…それはとても危険な気がする。」手早く荷物をまとめ俺達は家を出た。
やはり休日、いつもより格段に交通量が多い。高速に乗るだけでいつもより時間をかけてしまった。高速に乗った後も止まるまではいかないが、大渋滞でノロノロ…それでも仙台を過ぎた頃にはスムーズに流れ始め、ようやく行き先を考える余裕が出てきた。
俺「何か決まったか?」妹「うーん、海か山か検討中…」俺「まだそのレベルかよ。もう午後だし宿も決めないとやばいぞ。」
妹「混んでるかなあ?」俺「(おいおい。)高速の渋滞が見えなかったのかよ。」妹「…ヤバイじゃん!」
最寄のSAで車を停め、俺と妹、携帯を駆使して調べに入る。妹「せっかくここまで来たから山間の温泉なんてどう?」俺「温泉か…良いかもな。それで調べよう。」
妹「どうせなら秘湯!大きいホテルじゃなくて民宿!」携帯で見た限り、すごい数の温泉が点在している。(これだけあれば空きの一つや二つ…)しかし考えは甘かった。
最初は希望のところに電話していったが、全く空きは無かった。いろいろあたってみても何処もいっぱい。30分後には条件など構わず、ホテル、旅館、観光案内所…片っ端から電話した。
ガッカリしている妹を尻目に「最悪ビジネスホテルか、ラブホかな〜。」と呟きながら携帯を弄っているとある温泉に興味がわいた。妹「なんでお兄とラブホ入んなきゃなんないの!ビジネスホテルも却下!それなら車中泊の方が旅っぽいでしょ!」俺「それは俺がやだよ。俺は運転して疲れてんだぜ?」
妹「じゃあ私が運転するよ!私結構うまいんだよ。」明らかに、声のトーンが違う(汗)。俺「却下!絶対不可!ちょっと待てまだ探そう。」
そう言いながら、俺は駄目元で気になった温泉宿に電話してみた。俺「…空いてるってよ。」妹「温泉?」
俺「そう、2人一部屋だけだって、山奥の民宿らしい。決めて良いい?」妹(コクコク)俺「じゃあこれから向かいますので……ふう。」妹「やったじゃん!どんなとこ?」
俺「すごい山奥で露天風呂があるらしい。」妹「いーねー。…どれくらい山奥?」俺「携帯入らないらしい…民宿の電話、衛星電話らしい。」
妹「衛星って…たどり着けるの?」俺「途中道が狭いんで気を付けて…だとさ。」早速ナビを設定し、向かう事にした。
高速は相変わらず車は多かったが流れに支障は無く、ほぼナビの時間通りに高速を降りた。目的地は高速を降りて一時間程。(思ったより近いな…)と楽観していたが、平地から徐々に上り始めダム湖をこえ、スキー場を過ぎてどんどん山が深くなってきた。
日常とはかけ離れた大自然。妹はその雄大な景色にはしゃいでいる。「紅葉になったら綺麗そうだね〜。」俺は俺で急に道幅が狭くなり運転に四苦八苦。狭い絶壁道、落ちたら絶対死ぬ非日常的高さ。
対向車もバンバンくる。そんな悲喜こもごもで目指す温泉に着いた。妹「すっごい山奥!建物も昭和って感じ!」
俺「山奥はもう十分堪能した…ってお前平成生まれだろ。」妹「気分!気分!」建物は何軒かあったがどれも良い感じでくたびれている。
宿名で探しあて、チェックインした。宿泊者で一番乗りだっだらしい、今は日帰り客だけだと言う。部屋は決して広くは無いが2人で寝るには十分だろう。
純和風…というより「何とか荘」って感じの古さ。俺は少々引いていたが妹は「雰囲気出てる〜」と言ってデジカメで撮りまくっている。しかし実は妹に言っていない俺的サプライズがあった。
実はここの風呂は混浴なのだ。フロントでは特に説明を受けなかったので不安だったが、(ご説明不要ですか?と聞かれ反射的に「ハイ」と言ってしまっただけだが…)この無策無謀プランを提案した妹にちょっと痛い目にあってもらう。と同時に他の温泉客で目の保養をしようと画策していた。
会社の若い先輩で温泉巡りをしている女性がいるが、その人がよく「この前いった所、混浴で焦ったわ〜。」なんて言っていて一度「やばく無いんですが?」と聞いたことがあったが、その人曰く「知らない人だし、おばちゃんとか平然と入っているから慣れれは平気。最近じゃ結構若い人もいるから恥ずかしがった方が目立つしね…」と言っていた。(最近じゃ結構若い人もいるから…いるから……)この話を思い出し、混浴検索掛けてひっかかったのが温泉だった。
若い女だけでいても、こっちも女連れであれば警戒もされないだろうしコイツ(妹)を餌に近づけるかも知れない!という即興エロプラン。俺「早速、温泉入るか!」妹「うす!」
部屋にあった浴衣見つけ妹に渡した。俺の撒きえになるのも知らず、楽しそうである。宿屋から出て矢印通り階段を下りていくと川が流れていた。
おそらくこの川を見ながら入る露天だろう。たまにすれ違う人は年配が多かったが、湯上りらしき若いカップルも居た。妹はすれ違う度、「こんにちは〜」と挨拶をしていた。
俺もテンションが高かったので柄にも無く「こんにちは〜、こんにちは〜…」程なくして温泉入り口に到着した。俺はこの上ない敗北感を感じていた。
男と女、入り口が別々だったのだ。妹「ん?どうしたの?」俺「いや、なんでもない…」
妹「じゃあ先に上がった方はそこのベンチで待ってる事。」俺「へいへい。あんま長湯すんなよ。」と言って別れた。
落胆の脱衣所。トボトボ服を脱ぎ温泉に向かった。(あれ、タオル部屋に忘れてきた。しょうがない、脱いだTシャツででも体拭くか…)思ったより広く、川が目の前を流れていて実に開放的だった。
蛇口やシャワーの類が一切無い自然の景観。入っていたのは、おやじ、おやじ、じーさま…当然皆男。(ここは気持ちを切り替えて楽しもう…)体を流し、湯に浸かった。
お湯は少々白く濁っていて結構熱めだったが、運転で疲れた体に染み渡る感じだった。(あー寝そう…)と目を閉じくつろいでいると、「っとっとっと、…へ?…え!!」と背後で聞き慣れた声がした。声の方を振り返ると髪を上げた全裸の妹が唖然として立っていた。
…全く隠していない。他の客たちも全員妹を凝視している。妹「あの…あの…」
妹はきょろきょろし、全く体を隠そうとしない。完全にパニくっている。俺は見かねて「こっち!」と声を掛けると一瞬表情が和らぎ急ぎ俺の元に来た。
妹「ちょっ!お兄!、どーなってんの…」小声で聞いてきた。俺「俺も知らん(嘘)、混浴だったのか…ってお前隠せよ。」妹「!!」
妹は慌てて湯に浸かり俺を盾にするように隣に座った。そして俺の腕を取り中腰で浴槽の一番奥に向かい腰を下ろした。背後は岩になっており、そこに俺を言う盾で防御線を張った。
しかし元々いた所よりも浅く、座っても胸の高さまでお湯が来ない。そして小声でのやりとり。俺「おい!あんま腕引っ張るな、後ろに倒れる!」
妹「私に寄りかかってもいいから隠させてよ。」といって腕を引っ張って胸に抱え込んだ。俺はバランスを崩して堪らず手をついた。
指先に妹のヘアらしきものを感じ、肩には柔らかい胸の感触が伝わってきた。俺「お前、タオルは?」妹「お兄こそ何で持ってないの?」
俺「部屋で気づけよ。」妹「お兄こそ。」とりあえず、俺たちは一息つけた。改めて回りを見る、というより背後が壁なわけでおのずと見渡す形となった。
何だろう…、妹が入ってきたことで明らかに空気が変わったんだがここまで露骨に視線を感じるものなのか…。チラ見はしょうがないと思うが、数人にガン見されている。あのおやじは絞ったタオルで体拭いていたのに、また湯船に浸かってやがる。
正面のおやじは、顔は上を向いているのに視線はこっちをガン見している。なんというか、視線は妹なんだろうけどその間に俺がいるわけで、(男の視線ってここまで露骨に分かる物なのか…俺も気を付けよう。…男って悲しいな)とりあえず、俺はこれ以上近づけないよう威嚇するしかない。あえて目つきを悪くし、ガン見しているおやじどもを睨み付けた。
努力のかい?もあり、何人かは出て行ったが俺では役不足らしい。(違うものに餌をまいてしまった…)と激しく後悔した。俺「どーするよ。」
妹「あの人たち居なくなったら出る。」俺「あ、そう。」幸い、半身浴状態のため長期戦でも大丈夫そうだ。
しかし…いくら妹とはいえ今の状況はヤバイ。今まで女とも思ってなかったが、あの光景の後、この感触である。俺の中で妹と言えば、くびれから尻の形は良いと思ったことはあった。
胸も結構あるなとは思っていたものの、どーせブラで誤魔化してんだろ…とみていた。さっき見た限り…良い。サイズはやはり誤魔化していたところもあるのだろうが、形が完全に俺好み。それが今肩に当たっており、今まで感じたことの無い感情が湧き上がり始めていた。
(やべー、こいつで勃ちそう。)それは何か人として負けたるような気がした為、何とか堪えていた。すると、「イタッ」って妹が呟いた。以下すべて小声でのやり取りだ。
俺「どうした?」妹「岩で擦ったみたい…背中がしみる。」俺「大丈夫か?」と妹に預けていた体を起こそうとすると。
妹「離れないでってば!」とより強く腕を引いてきた。すると突いていた手が滑り、手の甲が妹の股間にモロに触れた。グニュッとした感覚が伝わってくる…と同時に腕が痛み出した。
軽く間接が決まった状態になったのだ。俺「(妹)さん…腕きまってます、痛いです。」妹「…あ、ごめん。」と抱いていた力を緩めた。
俺は妹に預けていた体を起こし、俺「俺に寄りかかれよ、背中痛いんだろ…後ろは見られないから。」妹は「…うん。」と言って俺に体を預けてきた。相変わらず腕を抱えていたため俺の右手は相変わらず妹の股間の位置に…先程と体制を変えたため掌で妹の股間に触れていた。
妹のモモがこれを挟み込んでいる状態。(こいつ、ワザとじゃ無いだろうな…)もうすでにフル勃起状態、諦めました。諦めれば次にもたげてきたのが男のサガ。
自制していた分の反動か、遠慮無しに指を動かしてみた。妹は「!!」ビクッっと息をついた。妹「お兄!動かさないでよ!」
俺「え、腕痺れて感覚無いんだよ(嘘)。動いてんのか?」妹「動いてるよ!ちょっとくすぐったいよ。」俺「少し我慢してくれよ、ずっと痺れてたんだから(嘘)」
妹「もう…」責任を感じてか、これ以上何も言ってこなくなった。こんなチャンスは無いとばかりに、指でまさぐってみた。
(こいつも女の造りしてんだなぁ。)擦ったり、開いたり、なぞったり…突起部分を指でグリグリ押すと全身に力が入ったのが分かった。やめると脱力し、少し息が乱れていた。頭も俺の肩に預けているため、妹の吐息を直に感じていた。
(やばい、したくなって来た…でもコイツと?)頭の中でナイナイと考えていても、指を止めることができない。それどころか、妹の反応するたびムラムラした気持ちが一層強くなってきた。止まらなくなった俺は柔らかい部分を広げ中指を入れてみた。
妹が一瞬ブルッとしたのが分かった。中は指をきつく締め上げ、進入に抗っている感じだった。構わず出し入れしていると、ついに妹が、妹「お兄、やめて、お湯入っちゃうよ…」と声にならない程の小声で呟いた。
俺「あ…ああ。」俺はそこで我に帰った。気が付けばすでに最後のじいさまが出るところだった。
脱衣所の方に出て行ったのを確認すると妹「先に出てるから早く来てね…」といって足早に女の脱衣所に出て行った。露天風呂に一人。興奮はいまだ冷めておらず、カチカチのままだったが、妹を待たせては怒られると思い、俺も風呂から出た。Tシャツで全身を拭き、浴衣に着替え、股間が治まるのをまって外に出た。
すでに妹はベンチで待っており、俺「ワリい、遅くなった。」妹「うん、遅い。」俺「喉渇いたろ、何か飲むか?」
妹「…アイス」俺「お、おう。じゃあ買いにいくか。」妹「うん。」
温泉入る前のアッパーテンションが無くなり、怒っているかと思えばそうでもない様子。蹴りの一発も食らう覚悟は出来ていたんだけど、拍子抜けだった。湯当たりか…どこかポーーっとした感じ。
俺自身もどこかおかしくなったんだと思う、気が付けば妹の胸を覗き込んだり前を歩く尻を凝視したりしていた。俺たちはその後部屋に戻りボーっとテレビを見た。普段ならコントの如く話が絶えないのに、一言二言で会話が終わる。
思わず「怒っているの?」と聞くと妹「なんで?」俺「いや、元気なさそうだし。」妹「ちょっと疲れただけだよ、大丈夫だよ。…ありがと。」
で、会話が切れる。「当たり前だー!」って向かって来られた方がまだ安心なのに…。妹を傷つけてしまったと自己嫌悪した…やりすぎた。
それでも夕食には多少元気を取り戻した。妹「これ何だろ?」俺「品書きに牛ってあるぞ。」
妹「これは?」俺「…山菜か?」夕食が終わり給仕さんが食器を下げつつ布団を敷いてくれた。
俺「また温泉入るか?フロントに女限定の場所聞いてやるぞ?」妹「疲れたから良いよ。おにいこそ入ってきたら?」布団に潜りながら言った。
俺「お前が良いなら俺も寝る。何か疲れた。」と俺も横になった。妹「ん、お疲れ。じゃあ寝よっか。」
妹が立ち上がり電気を消した。まだ時間は八時前。疲れているのにもかかわらず、いつも寝るはずも無い時間だったためか眠りに入ることは出来なかった。それどころか、昼間の露天風呂での出来事を思い出し悶々としてきていた。
寝付けず、何度か寝返りを打っていると。妹「おにい、起きてる?」俺「…ああ、どした?トイレか?」
妹「ちがうよ。…背中…」俺「背中?…ああ、さっき擦ったところな!バンソーコ貼ってやるよ。妹「もう痛くないから大丈夫だよ、でもどうなってるか…」
俺「見てやるよ。」と電気をつけようとすると妹「点けなくていいよ。恥ずかしいよ。」俺「暗くて見えねーよ。」妹「触ってみて…こっち来て…」
暗闇の中、妹の手が俺の腕を掴んで引いてきた。俺はそのまま妹の布団に潜り込んだ。真っ暗な中、妹の匂いと体温を感じた。妹は俺に背を向けて横になった。
妹「変なところ無いか触ってみて…」俺「え、…ああ。」掌で背中をさする用に浴衣の上から触ってみた。
(だから我慢できなくなるって…)努めて平静を装いながら、俺「ここか?」妹「違う…」俺「ここか?」妹「違う…」俺「ここは?」妹「違う…」
背中の至る所、腰や尻をさわって「ここか?」と言っても「違う?」と返ってくる。俺「浴衣の上からじゃわかんねーよ。」妹「…そっか」と言って浴衣をごそごそと脱ぎ始めた。
(俺、駄目かも知れない…)妹の素肌に触りながら声になるかならないかの小声で俺「我慢できなくなったら…ゴメン。」と呟いた。すると「…うん」って聞こえた。こっちもかなり小さい声だったが、はっきりと。
俺は、我慢を…やめた。俺は触り続けた。俺「ここは?」妹「違う…」俺「ここは?」妹「違う…俺「暗くてやっぱわかんないな…ここは…何?」
妹「…腰」俺「ここは?」妹「…背中」俺「ここは?」妹「…肩」俺「ここは?」妹「…腕」俺「ここは?」妹「っ…へそ」俺「ここは?」妹「くくっ…わき〜」
俺「ここは?」妹「…胸」俺「ぶぶー、鎖骨だよ。胸はコッチだろ。」ブラの上から胸を掴んだ。
ごわごわして触り心地が良くない。俺「邪魔だから取るぞー」といって背中のホックを外した。妹「うん…」
そにて何も言わず、妹のパンツに手を掛けた。すると、脱がしやすく腰を浮かしてきた。パンツを脱がした後、俺もすべて脱いで背後から抱きついた。
すでに勃起状態のモノを押し付けるように。「ここは?」「…胸。」「違う、おっぱいだろ。」「…おっぱい」柔らかい、大きさも丁度よい。
まさかコイツでこんな感動を味わうとは…しばらく無言で胸を味わった後、妹の股間に手を伸ばした。妹の体が「びくっ」となった。俺「ここは?」妹「…」俺「…ここは?」妹「…わかんない」
俺「わかんないの?」妹「…うん」俺は先程のように擦ったり、開いたり、なぞったり…その度に「ここは?」と聞いても「わかんない」と答えるのみ。指を入れ、2本に増やし、かき回し…妹は息を乱しながらも「…わかんない」と答え続けた。
どんどん溢れてくる、すごいグチョグチョになった。俺も妹の反応にどんどん興奮していった。妹の手をとり、俺のモノを掴ませ「これは?」と聞くと、妹「…お兄。」
俺「俺のなに?」妹「…わかんない」そうは言いながらも嫌がる様でなくしっかりと握ってくる。俺はその刺激に我慢できなくなり、起き上がり妹を仰向けにさせた。
そして妹に俺のモノを擦り合わせた。俺「こうしたらわかるか?」妹から返事は無く、その間くちょくちょとモノを擦り合わせた。
しばらく無言が続いたが徐々に切なそうな息遣いになり、「…わかるかも」と答えてきた。俺「そうか…」この時はこれからの行為に躊躇はなく、むしろ「あ、ゴム無ーや。」位しか思わなかった。
暗かったため妹の表情はハッキリと見えない。妹とやる、というよりこの女とやる!って感じが強かった。俺は妹の両足を抱え上げ、ゆっくりと腰を沈めた。
暗かったため何度か反れたが、手をあてがいグッと押し込んだ。一気に付け根まで入っていった。俺自身かなり久々、生でやるのも初めてだった。
その為かかなり気持ちがいい…吸い付いてくるのかって位ジャストサイズ。また丁度奥まで届く感覚は初めてだった。下手に動くと出してしまいそうな感覚だったが、一呼吸置き何とか動きだせた。
突き上げるたび暗闇に聞こえる交わっている音と、妹の息遣い。俺はあっという間にいきそうになり、慌てて妹から抜いた。俺「はあ、はあ、わかったか?」
妹「…、わかんないよ。」俺「疲れた…お前上になれよ。」妹「…ん。」
もぞもぞと身を起こし、俺に跨った。俺「…重い。」妹「うるさい!」
文句を言いながらも俺のを掴んで自分で入れた。妹「…ん。」俺は下から胸を触り「ここは?」と聞いた。
妹「…おっぱいでしょ。」俺「違う、俺のおっぱいだ。」妹「あほ…どう、大きい?」
俺「丁度良い。俺のはどうだ?」といって突き上げた。妹「…丁度良い。」妹も動き、俺も動いた。
しばしの沈黙、お互いがお互いをむさぼり合い限界は突然訪れた。(やば!)と思った頃にはドクドクっと中に放出してしまっていた。動きを止めた俺に気付いた妹が「まさか出しちゃった?」と聞いてきた。
俺「お前、激しすぎ…」妹「私の所為なのか!」と頭にチョップされた。俺「イテッ…悪い、大丈夫じゃないよな。」
妹「…ピルって避妊できるんだよね?」俺「は?お前飲んでんの?」妹「今年からね。私生理重いから…」
俺「まさか、遊ぶため…イテ!」チョップを食らう。妹「生理の為って言ったでしょ、毎月つらいんだから。」確かに中学入った頃から毎月1日2日は学校を休んでいた。
何で休んでるかも教えてもらった事無かったけど。俺「でも、お前初めてじゃ無いよな。」妹「うわ、サイテー。そんな事考えてたの?」
俺「うるせー、なら手加減無用だな!」それから力尽きるまで気持ちが高ぶっては交わり、どちらかが果てるたびに兄妹喧嘩のように罵り合った。何度やったかも覚えていない。
翌朝、ガビガビになったシーツの処分で揉め、(もって帰る事にして弁償した…)男女別れている温泉入った。(おお、ちんちんが滲みる。)やりまくってスッキリした為か、その日妹を変な目で見ることは無くなった。妹も全く普段どおりに戻り、昨夜の話題は一切しなかった。
昨日はそろって変なスイッチが入っただけだろう。この後今にい至るまで妹とは関係していない。ただ、今度は俺から旅行に誘ってみようと思う。
さすがに家では出来ないから…。